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2012年4月28日土曜日

メコンの国>ラオス:陸路修行の旅

 ボーテンのイミグレ
国境にいた野生の山羊?の群
 土砂崩れ災害復旧に通行止め
   長距離バスの中は寝台になっている
途中立ち寄った街(ムアンサイか?)
バス故障修理で立ち往生した村で
雨期の川で遊ぶ子供たち
ルアンパバーンの道路をあるく
ルアンパバーンの街
ルアンパバーンの街並み
 メコン川(ルアンパバーン)

昆明から長距離国際バスにのり中国雲南省モウハン経由でラオスに入りました。
ラオス側ボーテンの国境はバスを降りて徒歩で越えます。

イミグレーションはトタン屋根の粗末な建物。
入国手続きをしようとしたら、中国人の手続きになっていて、日本人の私には不備があるようですったもんだしました。しらばっくれて押し通したらなんとかなりましたが、正規の手続きではどうしておくべきだったか。
あまり書くと差し障りがあってもいけないので・・・

VISA手配を依頼した昆明の旅行会社では不審な点があったので色々質問した。
「我々はプロだから無問題」と偉そうに言っていたが、中国人と日本人のVISA手配の違いも認識していなかった。
金返せ!

国境は見事に何もないところで、イミグレの建物があるだけのところにトラックやバスが並んで順番待ちしていました。道路の舗装も乏しい道が国道1号線。
切り通しの崖上に野生か、山羊が群れて人間を見物している。

国道1号線をルアンパバーンに向かって走るのだが、道が未舗装や雨期の土砂崩れで思うように通れない。
延々と行き違い待ちした後、災害復旧をしていた黄色のシャベルカーにKOMATSUの黒い文字をみて思わずジーンときてしまった。
こんな山奥のジャングルで日本の会社が貢献してる。

何十年ぶりかのデコボコ道に、荷物と化した乗客はバスの社内を転げ回り、飛び跳ねながら山道を低速で蛇行する過酷な旅を堪え忍ぶしかない。
また、このバスが外見はきれいだがよく故障やパンクをして、その度に修理やなんやで長時間停車する。なにがInter National Express Exclusive class busだと毒づいてももう手遅れ。我慢するしかない。

現金も残りすくなくて食料も十分準備していなかったし、だいたい途中町が無いから、飲食我慢するしかない。
結局昆明からルアンパバーンまで25時間かかった内、食事は中国側の国境の町モーハンでポケットにあった小銭で食べたお粥いっぱいとバスに乗る前に買ったオレオ1箱とペットボトル1本の水だけ。

思いっきり消耗した。

我慢できないのが生理現象。

トイレは無いので道ばたで済ますのだが、男性はバスの陰に固まって小用を済ますことができるが、女性は隠れるところがない。ジャングルに降りていける様な場所もないので手近な草むらで済ますしかない。
みんな見ないようにしているが、丸見え。

途中余り会話を交わさなかったが、ルアンパバーンで降りる時、一緒に堪え忍んでここまで来た乗客の間には不思議な連帯感が生まれ、笑顔で無事到着を素直に喜び合った。
彼らはさらに24時間かけてヴィエンチャンまで行かなければならない。

何もあるのが当たり前の社会で快適が普通の暮らしをしていると忘れてしまっているが、快適な普通の状況を維持することにどれだけ資金と労力を費やしていることか。
若い頃デコボコ道を運転したことがあるが、今はそんな道日本にはない。


日本にいたら気づきにくいが、およそODAなどで道を通してインフラ整備してもメンテナンスする財力や技術が不足するとその時だけの自己満足に終わって効果が継続しない。
日本の道は恐ろしく几帳面にメンテナンスされていることを思い知った。


2012年1月21日土曜日

タイ:泰面鉄道カンチャナブリ



River Kwai bridge



Chungkai war cemetery

Kwai yai rever


Guest house
night market
カンチャナブリーはタイ西部ミャンマー国境近くにある街です。
映画「戦場にかける橋」にでてくるタイからビルマに通じるクワイ川鉄道建設の舞台です。
太平洋戦争時マレー半島の英・蘭・米軍の捕虜収容所があり、難工事に遅々として進まない鉄道建設に捕虜を動員したことが国際法違反として後に戦争犯罪として戦勝国から追求を受けています。
前述の映画は開戦早々に降伏した捕虜たちの鉄道建設従事という利敵行為の後ろめたさを庇う様に、捕虜となっても多大な犠牲を払って抵抗した、という主題で製作された印象が強く、現地の博物館を拝観して、戦勝国におもねって誇張と欺瞞の演出を強く印象つけられました。

博物館傍に戦時中に日本軍が建立した慰霊碑が見捨てられた様に立っています。
枢軸国タイが戦勝国に配慮した一方で、往時から日本側に慰霊の意思があった証拠として残されたと考えるのは穿ち過ぎでしょうか。
今でもタイ在住の日本人、日本大使館が慰霊を続けている様です。

街の郊外に位置するチュンカイ連合軍共同墓地に弔われている犠牲者に哀悼を捧げていると、場所柄もわきまえず大音響で歌う中国人のカラオケが延々と流れてきて閉口した。

それさえなければ、喧騒を離れて静かにのんびりするには良いところです。

2011年10月8日土曜日

ブータン:輪廻転生

以前飼っていたワンコに激似

市場で見た子牛

母牛におっぱいをねだる

タクツアン僧院に登る馬

野生の大麻

ブータンのハナミズキ

りんどう?

ルピナスの様な野草

長い葉が特徴のブータンの松



庭に実りすぎのりんご
ブータンはチベット仏教の流れを汲む大乗仏教が国教になっています。
生き物は全て死んだら、生きている間の行いにより次の世の姿が決められる、即ち生まれかわりを信じています。宗派が異なりますがブッダの生まれ変わりのダライ・ラマが亡くなると、生まれかわったダライ・ラマが探されます。
だからタイでもそうですが大乗仏教の人々はお葬式をしてもお墓はつくりません。

20年ほど前に娘が拾ってきたワンコにイヴと名づけて飼っていました。
初めてそのイヴにそっくりな犬にブータンで出会いました。
似ているというより生まれ変わりではないかと思ったのもブータンだからかもしれません。
後で娘に見せたらやはりイヴに見えると会いたがりました。

全てのいきものが生まれ替わりだと信じ、この目の前の牛や犬やあるいは虫が自分の祖先かもしれないと思うから、命を疎かに扱うことはないのでしょう。
その命を頂かないと生きていけない人間というものが持つ「業」というものを原罪と認識し、自然に対して畏敬の念を持って接するのが、仏教の始まりではないでしょうか。

命を頂かないと生きていけない人間

食べ物を粗末にできないはずです