中越紛争で攻め込まれた中国との国境 |
ハノイ市街 |
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ホーチミン廟 |
伝統人形劇 |
懐かしい起き上がりこぶし |
以前講談社週間モーニングに「大使閣下の料理人」という漫画が連載されていた。
その時からベトナムと言う国に好奇心を持っていつか機会があれば行ってみたいとおぼろげに思っていた。
今回ラオスからちょっと迂回してハノイに寄ってみた。
1969年南ベトナムサイゴン陥落のニュース報道は、リアルにTVで見た記憶がある。
米軍がヘリコプターで船に非難して、そのヘリを船から海に落とすシーンは、その後も何度か目にする機会があった。
アメリカに負けなかった国ベトナム。
中国からの侵攻を跳ね返した国ベトナム。
1976年南北が統一され、中越紛争からも30年以上が経つ。
日本の都会の様な近代的な景色は、首都ハノイでも見あたらないが、同じ社会主義国ラオスのヴィエンチャンを遙かに元気にした感じの町で、朝から晩までバイクが働き蜂の様に走り回っている。
宿の人たちにウエストポーチや荷物にくれぐれも気を付ける様、何度も注意された。確かに油断ならない雰囲気はある。かといってプノンペンの様な不安な感じはしない。
ただひたすら市内を歩き回ってみるが、活気と自信に溢れた国という印象がした。
私が生まれた戦後高度経済成長の始まった頃の日本もこんな雰囲気だったのではなかったろうかと思う。
今の日本人にはこんなギラギラした活力は失われてしまったと思う。
次回は通りすがりではなく、南も含めてこの国を目的地にじっくり回ってみたい。
中国人民軍が押し込み強盗の様に攻め入ったドンダンの国境を越えて中国雲南省に入る。
この国境は猿岩石が香港からロンドンへの旅で通ったところでもある。